始め方・やり方

PS4のブロードキャスト機能を使ってライブ配信をする方法

PS4のブロードキャスト機能を使ってライブ配信をする方法のアイキャッチ
  • PS4のブロードキャスト機能の使い方を知りたい
  • PS4だけでライブ配信をやってみたい

PS4にはブロードキャストというゲームのライブ配信を行える機能が備わっています。PCを利用してライブ配信をする方法が一般的ではありますが、PS4でゲームをしている状態のままライブ配信ができるというのはとても便利です。

おにもつ
おにもつ
高スペックなPCを買う必要もないからお財布にも優しいね!

ゲームによっては、ライブ配信が禁止されているシーンもあったりしますが、配信の手軽さに比べるとそこまで気にすることではないかもしれません。

本記事では、PS4のブロードキャスト機能を使ってYouTubeやTwitch、ニコニコ生放送へライブ配信をする方法を分かりやすく解説していきます。

この記事の著者

おにもつ

ゲーム配信歴10年。YouTubeの総再生回数は100万回ぐらい。ゲーム配信・実況に役立つ情報やおすすめのサービス・商品を紹介しています。

プロフィール詳細

PS4のブロードキャスト機能で配信できるサイト

PS4のブロードキャスト機能を使って配信ができるサイトは下記の3サイトです。

  • YouTube
  • Twitch
  • ニコニコ生放送

これら以外のツイキャスやOPENREC、ミラティブなどには、残念ながらPS4から直接ライブ配信をすることができません。

PCを使ったライブ配信の方法は、配信のカスタマイズ性が高い代わりにPS4のブロードキャスト機能と比べて別途必要な機材があるので注意が必要です。

どのような機材が必要なのか詳しく知りたい方は下記の記事にまとめていますのでご覧ください。

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PS4のブロードキャスト機能でライブ配信をする方法

それでは、実際にPS4のブロードキャスト機能を使ってライブ配信をしてみましょう。

1.コントローラーのSHAREボタンを押す

PS Plusにログインした状態で配信したいゲームを起動し、コントローラーにあるSHAREボタンを押します。

PS4コントローラーのSHAREボタン

2.ブロードキャストするを選択

出てきたメニュー欄にある「ゲームプレイをブロードキャストする」を選択します。

ゲームプレイをブロードキャストする

確認の画面が出てくるのでそのまま「OK」を選択します。

ブロードキャストの確認画面

3.配信するサイトを選択する

下記の3サイトのなかからライブ配信をしたいものを選択します。

  • ニコニコ生放送
  • twitch
  • YouTube

今回はYouTubeの配信を選択します。

4.YouTubeのアカウントと連携する

YouTubeのアカウントと連携する

配信予定のYouTubeアカウントにログインすることで、PlayStation Networkアカウントを連携させます。

表示内容を確認したら「サインイン」を選択します。

YouTubeのアカウントにログイン

PS4の画面からYouTubeのアカウントにログインすると上記のような画面が表示されます。

そのまま選択して進めます。

アカウントをYouTubeにリンク

YouTubeアカウントにリンクができたら「OK」を選択します。

5.ライブ配信の詳細設定を行う

ライブ配信を行うために詳細設定を行います。

ライブ配信の詳細設定1
ライブ配信の詳細設定3
ライブ配信の詳細設定2
ライブ配信の詳細設定4

設定できる箇所は下記のとおりです。

  • マイク音声の有無
  • リスナーからのコメント表示の有無
  • 配信時のタイトル
  • 配信時の説明
  • 配信画面の画質
  • タグ
  • 招待プレイヤーの配信先

ライブ配信の画質設定は「360p-標準」から「720p-高」までありますが、1080pを選択できるのはPS4 Proだけです。

設定が完了したら「ブロードキャストを始める」を選択してライブ配信を開始します。

ユーザー側の画面では、配信を開始してから5~10秒ほどタイムラグが発生していますが、これは仕様なので問題ありません。

配信を終了するときは、再びコントローラーの「SHAREボタン」を押して「ブロードキャスト設定」>「ブロードキャストを終了する」を選択します。

ブロードキャスト機能には配信禁止区域がある

PS4でライブ配信をする際に注意しておかなければならないのが、ゲームによって配信禁止区域が設定されている場合があるということです。

ゲームごとにこの配信禁止区域の設定はさまざまですが、一般的にはネタバレの防止や著作権関係に絡んだところで配信が制限されています。

現状、この設定がされているゲームに対して配信者側が行える対策はありませんが、PCを使って配信する場合は、配信禁止区域の制限を受けることなく配信することができます。

コメントの読み上げ機能

PS4でライブ配信をする場合は、自分がゲームをプレイする画面ひとつだけなので、なかなかコメントへの対応が難しいこともあるでしょう。

おにもつ
おにもつ
配信画面にコメントを表示させるとゲーム画面が小さくなってしまう…

そのようなときにコメントを読み上げさせる機能がPS4のブロードキャスト機能には搭載されています。

1.シェアとブロードキャストの設定

コントローラーのSHAREボタンを押して、メニュー欄から「シェアとブロードキャストの設定」を選択します。

シェアとブロードキャストの設定

「ブロードキャスト設定」を選択します。

詳細設定を選択します。

ブロードキャスト設定の詳細設定

2.コメントの読み上げ

詳細設定にある「コメントの読み上げ」を選択。

コメントの読み上げを有効にするには、配信画面でコメントを非表示にする必要があります。

3.コメント読み上げの詳細設定

コメント読み上げには下記の3つの項目を調整することができます。

コメント読み上げの詳細設定
  • 速さ
  • 音程
  • 音量

まずは初期設定のまま行い、ライブ配信を行いながら微調整を行っていくとよいでしょう。

まとめ

本記事では、PS4のブロードキャスト機能を使ってYouTubeやTwitch、ニコニコ生放送へライブ配信をする方法を解説してきました。

PS4のブロードキャスト機能を使って配信するのは下記のようなメリットとがあります。

  • 配信用の機材がほかに必要ない
  • 最低限の設定は調整できる

一方でデメリットとしては、

  • 配信禁止区域では配信できない
  • コメントや配信画面を確認しづらい
  • PS4では740pまでの画質しか選択できない

本格的なゲーム配信を行いたい場合は、物足りない感じですが、ライブ配信がどういうものか知りたい、身内に向けて配信したい、というようなニーズはしっかりと満たせると思います。

また、PS4というハードウェア側にライブ配信機能が搭載されているおかげで、ゲーム配信のハードルがかなり下がったように感じます。

おにもつ
おにもつ
ゲーム配信の環境を整えるだけでも結構な出費になりますからね…

ブロードキャスト機能を利用して少しでもゲーム配信をしたいという人が増えてくれると嬉しいな、と思うのでした。

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おにもつ
ゲーム配信歴10年。YouTubeの総再生回数は100万回ぐらい。ゲーム配信・実況に役立つ情報やおすすめのサービス・商品を紹介しています。
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