- 今からゲーム実況をはじめても遅くない?
- 人気になれることはできる?
ここ数年で動画コンテンツの需要は急激に加速しています。特にYouTubeはその動きも顕著で、もはや生活の一部として毎日のように視聴している人も少なくないでしょう。
そうした世の中の動きの中でこんなこと思った事はないでしょうか。
自分も動画をアップロードして人気者になりたい
この中には人々から人気を勝ち取りお小遣い稼ぎをしたいって言う風な考えを持っている方も含まれるでしょう。
最終的にYouTubeの中でマネタイズにつながるかどうかはさておき、まずは人気者にならないと話になりませんよね。
さて、それではYouTubeの動画の中でどのジャンルに取り組むかということですが、あなたはゲーム実況にこれから新たに参入したいと考えていますね。
僕は他のプラットフォーム合わせるとゲーム実況歴としては9年になります。僕が実況始めた当初から比べると、ゲーム実況がかなり世間に浸透していて飽和状態になりつつあるように感じます。
では、ゲーム実況においてこれから新規参入は不可能なのかというと、そんなことありません。
前置きが長くなりましたが、本記事では、これから新たにゲーム実況者として人気を集めるコツを解説していきます。
- ゲーム実況の現状を解説
- これからうまく立ち回るコツを紹介
前提:ゲーム実況界隈は飽和状態
日々ゲーム実況の動画をYouTubeで漁っている人は感じているかもしれませんが、現在ゲーム実況のジャンルは飽和状態にあります。
供給過多と言ってしまうと少し語弊がありますが、現在のYouTubeのサイトデザインにおいては、チャンネルを作成して日が浅い人の新着動画を見つけ出す事はなかなか難しい仕様になっています。
つまるところ、話題性のある動画や急上昇している動画が優先的に上位表示されるので、知名度がない人の動画はあまり多くの人の目に触れる事は少ないのです。
参入している人が少ないジャンルであれば、新たに動画を投稿し始めた人でも見つけてもらいやすいのですが、ただゲームをプレイしながらしゃべるだけのゲーム実況であれば一筋縄ではいきません。
ここが新人ゲーム実況者の壁であり多くの人が挫折をしたポイントでもあります。
実際に動画を上げてみるとわかりますが、新しいゲームの発売当日であっても数え切れないほどの実況者がゲーム実況動画をあげています。
誰よりも早く新作ゲームの実況動画を上げることができれば一気に人気が出る可能性はありますが、確実ではないことに加えて10,000円近くするゲームを購入し張り合うのはいくらなんでも消耗しすぎます・・・。
まずは動画を再生してもらわなければ始まらない
チャンネル登録者数が増えないと嘆いている新規実況者のほとんどの人はそもそも動画が再生されていません。
つまり、どんなに自分で素晴らしいコンテンツを作っていると思っていてもほとんどの人の動画はクリックすらされていないのです。
時間をかけて作ったのにもかかわらず再生すらされない、こんな悲しい事は無いですが、現実です。
一方で動画コンテンツはまだまだ成長し続ける、というふうによく表現されます。
これはブログやホームページなどのテキストコンテンツと対比して言われている事ですが、これもまた事実。
これだけYouTubeが多くの人の生活に馴染んできているといっても少なくとも日本ではまだまだ参入障壁の低いプラットホームであることは間違いないです。
何故かというとテキストコンテンツであるブログやホームページに比べると動画の歴史はまだまだ浅く、テキストで検索すれば出てくるようなものでも動画で検索しても出てこないから。
ただし、念のため言っておくと、すべてのテキストコンテンツが動画に向いているかといえばそうでは無いので必ずしも全てが当てはまるわけではありません。
話がそれてしまいましたが、まずはクリックをしてもらって動画が再生されなければ何も始まらない、ここまで理解することができたならば後はやることは決まっています。
クリックしてもらうように動画を作るのです。
ゲーム実況における隙間とは
ゲーム実況と言えばどのような動画を想像しますか?
多くの人は喋りながらゲームをすることと答えるでしょう。イメージしているものはゲーム実況者があらゆるリアクションをとりながらプレイしている様でしょうか。
今まではゲーム実況自体している人が少なかったため、そのようにゲームをプレイしながらしゃべるだけで人が集まりコミュニティが形成されてきました。
しかし今はどうでしょう。ゲームを配信することも声を入れることも今までと比べて格段に簡単になり、ゲーム実況を行っている人の数もかなり増えています。
ゲーム実況の新規参入者が伸び悩む理由はここにあります。つまり、ゲームをプレイしながら喋っているだけで人気が出た有名実況者達の真似をすることが原因です。
例えば、あるゲームの実況動画を探している人がいたとして、あなたと1,000,000人チャンネル登録者がいる人の動画が同時に出てきたとしたらどちらを再生するでしょうか。
明らかに後者ですよね。
ここで1人位は物好きがいるから、と言う思考は大成しません。この1人を積み上げていって20年後30年後に人が集まってきたら満足だと言うのであれば実践してみると良いですが、そんな先のことなんかわかりませんし狙う価値もないでしょう。
ではどうするかと言うと、隙間を狙う、つまり他の人がやっていないことを動画がするということです。
そもそもゲーム実況を検索してくる人はどんな動画を求めているのでしょうか。この辺の深堀はゲーム実況と言うよりかはもっと範囲を広げてゲーム動画を検索してくる人の行動を考えてみるとヒントになります。
例えば、とあるボスの倒し方やレアアイテムの隠し場所など、何もスーパープレイだけが差別化ではありません。
有名実況者みたいにリスナーとワイワイしながらゲームをしたいんだという気持ちもわかりますが、先ほどにも述べたようにまずは人に見てもらわなければ何も始まらないのです。
隙間を狙った動画を作ってアップロードしたとしても、もしかしたら再生される事は無いかもしれない。ですが、その計画を立てて実行し、そして検証をすることの繰り返しが非常に大切で、必ずや何かしらの結果につながることは間違いありません。
何とかアイデアをひねり出して動画を作ってみましょう。
継続することだけでも差別化の1つ
最後に誰でもできる簡単な差別化をご紹介しましょう。それは継続することです。
瞬間的には大した差別化にはなりませんが、ある程度継続できてくると同じ時期に始めたライバルは9割以上勝手になくなっています。
ただ継続するだけなのですが、意外とここが1番難しかったりします。
まとめると、今からゲーム実況で人気になる方法は、差別化し隙間を狙いながら継続することです。
実にシンプルですね。
とはいえ、0から考えて生み出すことは不可能に近いので、先駆者たちのアイデアを考察することは大切です。
なぜトッププレイヤーの動画が人気なのか。再生数が多い動画には理由があるものです。
考えなしにとりあえずゲームをやりながら喋っていればいつかは自分のコミュニティが大きくなる、と考えなしにやるのではなく、戦略を立てて実行し、検証しつつまた実行していきましょう。