レビュー

【キャップレスマットブラック(FC18SRBM)レビュー】キャップのないノック式万年筆

キャップレスマットブラックFC18SRBM

万年筆に魅了されてからノートやメモ帳の減りがめちゃくちゃはやくなりました、どうもおにもつ(@ONIMOTU_)です。

普段はサラリーマンの営業として働いているのですが、メモを取るときだって万年筆を使いたい、そんな思いでお気に入りの万年筆を常に携帯していたのですが、キャップの取り外しの動作がどうにも面倒くさい

会話中にメモを取ることが多いので、キャップの取り外しのひと手間が気になるようになってきました…

そんな悩みを抱えながらも万年筆の書き心地は癖になっているので仕事をしているときも使っていたのですが、ふと万年筆マニアのブログをみているとキャップレスの文字が気になりだします。

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いままで万年筆といえば、あの誰が見ても万年筆と断言できるフォルムだからこそ魅力が倍増すると盲目的に信じていたのですが、ふと自分が仕事上で使うシーンを考えてみると、利便性を優先してもいいか、という思いがこみ上げてきました。

さっそく街の文房具店へ足を運び、「キャップレス マットブラック」の実物を見てみると意外と重厚感があってシブい。店員さんにお願いして試し書きをしてみた瞬間、確信しました。

万年筆特有の書き味と利便性の双方を兼ね備えた最高の万年筆だ、と。

キャップレスマットブラックFC18SRBM

本記事では、万年筆の虜になっている僕が、日常的にキャップレス マットブラックを使ってみた感想やレビューをご紹介していきます。はじめに断言しておきますが、万年筆を携帯して持ち歩く使い方を考えている人には間違いなくおすすめです!

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キャップレスマットブラックFC18SRBMの外観や塗装

実は「キャップレス」の歴史は古く、1963年にパイロットが開発・製品化した世界初のノック式万年筆であり、今もなお人気のロングセラー商品なのです。

本体の特徴は以下のとおり。

製品名キャップレス
品番FC-18SR
価格18,000円+消費税
種類万年筆
サイズ最大径φ 13.4mm 全長 140mm
ペン先18K
ペン種EF・F・M・B
方式ノック式
軸さや黄銅・塗装
適合コンバーターCON-40

おにもつ
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パイロットのキャップレスはキャップレス マットブラックの他にもボールペンのようにカラーを選べたり、キャップレス デシモキャップレス フェルモなど別シリーズも展開しています

クリップが邪魔して握りにくいと思ったら意外とフィットする

キャップレスマットブラックFC18SRBM
クリップがペン先の方についている

なぜキャップがないのにインク漏れや乾燥しないかというと、ペン先を収納するときに本体が気密性の高いシャッターのような構造になっているからですが、実際に手に持ってみると違和感を覚えるはずです。

おにもつ
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クリップがペン先の方にある…

つまり、ポケットに引っ掛けるときに必要なクリップがノックボタン側ではなく、指先側についているのです。それは、見慣れない姿でモヤモヤしてしまうのですが、いざ握ろうとすると更に変な気持ちになります。

キャップレスマットブラックFC18SRBM

けれど、実際に万年筆を走らせてみると意外としっくりくる。慣れてくると、親指と人差し指の間にあるクリップに安心感さえ覚えるほどです。

キャップレス万年筆の開発では、
いろんな試行錯誤があって、
クリップの位置を変えたものも、
出したことがあるようです。
ただ最終的に、クリップがど真ん中にくる
この形が生き残ったようです。

引用:ほぼ日刊イトイ新聞

おにもつ
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クリップがこの位置についていることによってむしろきれいな持ち方ができます

経年劣化による傷は目立ちやすいかもしれない

軽すぎず、重すぎない、扱いやすさがありながらも、なんとなく高級感がある重さはなんとも味わいがあります。また、全く万年筆ぽくない渋いフォルムも、書いている自分だけが万年筆の心地よさを独り占めしているような気持ちにさせてくれます。

本体は黄銅に塗装されている作りですから、経年による傷がついてしまうことは免れません。黒に塗装されているので、もし傷がついてしまうと目立つことは容易に想像することができますが、この点に関しては不安に思う必要はないと思います。

キャップレスマットブラックFC18SRBM

むしろ傷がつくことは、毎日胸ポケットに忍ばせてともに時間を共有している証です。なにもエイジングによって味のある姿に変化していくのは革製品だけではなく、黄銅のような合金にも当てはまるでしょう。

わざと傷をつけたほうがいい、ということまでは言いませんが、使っていて偶然ついてしまった傷に悲観する必要はなく、逆に自分だけの「キャップレス」として愛着が生まれてくるものです。

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キャップレスマットブラックFC18SRBMのインク漏れの危険性

購入してから仕事のときは肌身離さず身につけていますが、インク漏れしたことはありません。インク漏れは万年筆の最大の問題点といっていいほどやっかいなものです。しかし、キャップレス マットブラックでは先述の通り、逆転の発想で(実際に本体を逆さにする)ペン先を上向きで保管することによってインク漏れの可能性を排除しています。

キャップレスマットブラックFC18SRBM

書き出しのインクの出かたも、最初の一文字目からしっかりとインクがでるので心配不要です。このあたりも、ペン先のインクが全く乾燥していないことが伺えます。

飛行機に持ち込んでもインク漏れはしない

万年筆は飛行機に持ち込むとインク漏れするといいますが、実際に持ち込んでみたところインク漏れはしませんでした

パイロットの公式サイトにも下記のように記載があります。

内部機構の発達と、飛行機の機内の気密がよくなったため、ほとんどなくなりましたが、安全のためには、空気の膨張を少なくするためインキを満タンにし、ペン先を上向きにしておいてください

引用元:パイロット公式サイト

いつもどおりペン先を上に向けて保管していたら大丈夫なようですね。

おにもつ
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万が一を考えると機内での使用は避けたほうがいいかもしれません

キャップレスマットブラックFC18SRBMのペン先

キャップレス マットブラックには「EF・F・M・B」の4種類のペン先を選ぶことができます。それぞれの違いは簡単にいえば太さ。

  • EF(極細):手帳など細かい字を書くときに適している。
  • F(細字):ノートや手紙などを書くときに適している。
  • M(中字):手帳や日記などやや大きな字を書くときに適している。
  • B(太字):宛名書きやサインを書くときに適している。

ペン先は海外のメーカーを含め統一した表記(FやMなど)をしていますが、製造先によって太さは異なります。

おにもつ
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購入前に現物で試し書きをすることは必須ですね

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小さめの手帳に書き込むならばペン先はFかEFがおすすめ

上記のペン先の特徴を参考にしつつ、キャップレス マットブラックのペン先はどれが適当かというと、ほとんどの場合はEF(極細)F(細字)でしょう。僕はF(細字)を購入したのですが、小さめの手帳に書き込んでいくときに気持ち細くても良かったかな、と感じています。

おにもつ
おにもつ
文字を書くときの力の入れ具合も関係するので、筆圧が強い場合はFだと太く感じるかもしれませんね

とはいえ、万年筆の醍醐味のひとつは、力のかけ具合によって字を太くしたり、細くしたりできるところだと思っているので、F(細字)を選んで満足しています。

キャップレスマットブラックFC18SRBMはコンバーターの装着が可能

キャップレス マットブラックのインクはカートリッジ式を採用しています。対応しているものは、パイロットから販売されている「カートリッジインキ」。

キャップレスマットブラックFC18SRBM

それなりの規模の文房具コーナーであれば、棚に並んでいるのでそこまで入手難度は高くありません。

製品名カートリッジインキ 5本入り
品番IRF-5S
価格200円+消費税
種類万年筆用カートリッジインキ 5本入
ブラック・レッド・ブルー・ブルーブラック・グリーン・バイオレット・ブラウン・ピンク

おにもつ
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ブラック・レッド・ブルー・ブルーブラックは12本入りも販売されています

コンバーターを使えば好みのインクを使える

万年筆を日頃から使っている人の中には、インクにこだわりを持っている人も少なくないでしょう。キャップレス マットブラックの標準装備はカートリッジですが、別売りのCON-40というコンバーターを付け替えれば、好みのインクを吸引して使うことができます。

おにもつ
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自分が好きなインクを使えるなんて、より一層愛着が湧いてしまいます

利便性を考えるとカートリッジのままが最適

万年筆といえば吸引式、と考えている人は多いと思いますが、このキャップレス マットブラックに関して言えば、カートリッジが最適だと考えます。

キャップレスマットブラックFC18SRBM

理由は、キャップレス マットブラックを使うシチュエーションにあります。僕がこの製品を評価している要因のひとつが利便性です。外回りの仕事中や会議、商談中のメモを取るときなど、いつでもインクを補充できる環境ではない。そのような状況では、やはり予備のカートリッジを持ち歩ける点からいってもこれに勝るものはありません。

たしかに、毎日のメンテナンスとして一日の終りにインクを吸引して補充することができれば良いですが、ズボラな私はカートリッジで満足なのです。

それにカートリッジのインクがなくなってしまったあと、新しいカートリッジを装填する作業がちまちましていて地味に好きなのでコンバーターの選択肢はありません。

おにもつ
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カートリッジの場合手が汚れる可能性はかなり低いので安心なんです

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インクの裏抜けは仕方がないのか

今までボールペンを使っていた人が、万年筆に変えたときに必ずといっていいほど直面する問題があります。それはインクの裏抜け。

おにもつ
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紙に書いたあと、その文字が裏写りしてしまうことですね

これはインクが水性であるため仕方がないことでもありますが、インクによっては裏抜けしにくいものもあります。

今回キャップレス マットブラックに標準搭載されているパイロットのカートリッジインキは多くの紙に裏抜けしてしまいます。紙の裏側を使わないという手もありますが、それでは書ける範囲が半分になってしまうようなもの。

そこで、いろいろな手帳やノートに書いてみた結果、ほぼ日手帳MDノートは裏抜けしにくく、パイロットのカートリッジインキと相性が良いことがわかりました。

キャップレスマットブラックFC18SRBM
ほぼ日手帳にキャップレスマットブラックで書いてみた
キャップレスマットブラックFC18SRBM
ほぼ日手帳の紙はほとんど裏写りしていない

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デザインフィル
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おにもつ
おにもつ
僕は実際にどちらも使っています

キャップレスマットブラックFC18SRBMレビュー|まとめ

今回は「【キャップレスマットブラック レビュー FC18SRBM】キャップのないノック式【パイロット万年筆】」について書きました。

キャップレス マットブラックはキャップレスでありながらも、万年筆持ち味である書き心地を愉しむことができるという、携帯するには非常に便利な万年筆です。

キャップレスでありながらもペン先は乾くことはなく、インクが出ない場面もまずありません。

おにもつ
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日常的に使うペンとしては少し値段は張るかもしれませんが、簡単なメモを取るときでも書くことの楽しみを感じることができます

おにもつ(@ONIMOTU_)でした。

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おにもつ
ゲーム配信歴10年。YouTubeの総再生回数は100万回ぐらい。ゲーム配信・実況に役立つ情報やおすすめのサービス・商品を紹介しています。

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