- Bandicamで録画した映像と音がズレているのはなぜ？
- 音ズレがおきないようにするにはどうすればいい？
僕がYouTubeに投稿している動画は、全部Bandicamで録画したものを編集して投稿しています。録画ソフトは無料から有料のものまで色々使ってみましたが、結局Bandicamに落ち着いています。特別尖った機能とかはないのですが、直感的に使いやすく、起動していても軽いのがお気に入りです。
そんなBandicamですが、とある日に録画した時に映像と音がズレていることがありました。映像と音声が少しでもズレていると、かなり違和感があるし、そこばかりが気になってせっかくの動画も台無しです。編集時に直そうとしても簡単には修正できないので、基本的には音無しにするか録画し直すことになってしまいます…。
本記事では、実体験を元に、Bandicamで録画した映像が音声とズレている時の原因と解決方法についてご紹介していきます。
目次
Bandicamで録画した映像と音声がズレる原因と対処法
Bandicamで録画した映像と音声がズレてしまう原因は、PCの環境が影響している場合が多いので、それぞれ心当たりがありそうなところをチェックしてみましょう。
主な原因としては、下記のようなことが考えられます。
- PCのスペックが低すぎる
- PCに負荷がかかりすぎている
- 録画設定が可変フレームレートになっている
- 外付けのHDDに録画している
PCのスペックが低すぎる
Bandicamは軽いといってもPCスペックが低すぎると十分な機能を発揮できません。Bandicamだけを立ち上げるときは問題なかったとしても、ゲームと一緒に起動して、録画を開始するとPCが処理できなくなり、録画した動画の映像と音声のズレが生じていることがあります。
そういう場合は、ゲームをプレイしていても普段よりも遅延やズレ、カクつきを感じたりするはずなので、満足プレイすることができないはずです。
PCゲームの場合、ゲーム側の画質設定などを少し下げてみると音声のズレなく録画できることがあります。最高画質でゲームをプレイしながら録画したい場合は、小手先の対策をするよりもPC自体を買い替えてみたほうが早いと思います。
PCに負荷がかかりすぎている
先ほどのPCのスペックが低すぎる場合と近いのですが、録画する際に色々なアプリやソフトを立ち上げているとPCが負荷に耐えきれなくなり、録画した映像と音声がズレてしまうことがあります。
PCのスペックに自信がある場合以外は、録画時に関係のないアプリやソフトは消しておいた方が録画は安定します。
意外とブラウザが重いことがあるので、他のアプリやソフトを立ち上げてないからといって油断していると、原因はブラウザでタブをたくさん開きすぎていた、なんてこともあります。
また、自動でセキュリティソフトなどが動いていることもあるので、いつもとやってることは一緒なのに、録画した動画の映像と音声がズレている場合は、タスクマネージャーなどから現在動いているアプリケーションを確認してみることをおすすめします。
録画の設定が可変フレームレートになっている
Bandicamの録画設定が可変フレームレートになっていることが原因になることもあります。この場合は、編集前の状態をメディアプレイヤーなどで再生した時は問題ないのですが、編集ソフトで再生した時に音ズレが発生することがあります。
Bandicamでフレームレートの設定がどうなっているかは下記の方法で確認することができます。
- エンコード設定
- フレームレートの右にある「…」
- フレームレートモード
フレームレートの設定は、VFR（可変フレームレート）使用が推奨となっていますが、CFR優先（固定フレームレート）を選択しておけばOKです。
外付けのHDDに録画している
これは実際に僕が経験したことなのですが、どうしてもメインのドライブに保存するとなると容量を圧迫してしまうので、外付けに直接保存してみたんですね。結構な時間を収録していたのですが、いざ編集しようと思ったら全部音ズレしていて泣いたことがあります…。
たまたま僕の環境で起こったことという可能性もありますが、単純に考えてPC内部に組んでいるSSDやHDDよりも、外部のケーブルで接続しているHDDの方が距離がありそうです。
ただ、事実としてこういうことがあったので、できれば一時的に保存するのはメインのストレージをおすすめします。録画した後に編集する際や、編集後の動画などは外付けに保存してみると良いのかなーと思います。
音ズレの原因は過剰な負荷をまず疑う
本記事では、Bandicamで音ズレが起こった時の原因と対処法について解説してきました。
録画した動画をみた時に音ズレしていたらまずは、PCに過剰な負荷がかかってないかを確認してみることをおすすめします。割とここが原因の場合が多く、たまたまバックグラウンドで動いているセキュリティソフトやアップデートなどが動いていたり。
録画しているときに、CPU使用率やPCゲームであればFPSなどの数値をリアルタイムで確認できれば原因の早期発見につながります。
もし、どうしても解決しない場合は、Bandicam自体のバージョンが最新になっているかを確認したり、インストールし直すと直ったりすることもありますが、それでも難しい場合はスペックが原因ということでPC自体の買い替えを検討する、といった感じでしょうか。
Bandicamの特徴や使い方については下記の記事をどうぞ！
