- eスポーツはなんの略だろう
- eスポーツってなに
最近では日本のテレビや新聞などのメディアでも「eスポーツ」という言葉を聞くようになりましたね。
なんとなくゲームで競い合うことは、理解されている方も多いかと思いますが、
- 実際のところどのような種目があるのか
- どうやって競い合うのか
- そもそもeスポーツのeってなんだ
よくよく考えたらこんな疑問が浮かんでしまう程、eスポーツについてあまり良く知らないかもしれませんね。
昔からこの言葉は世界的に使われていますが、日本の大手メディアでは最近やっと取り上げられてきた言葉ですから分からなくても仕方がありません。
今回は、eスポーツについて基本的なことについてご説明します。今後日本だけではなく、世界的に注目されていく競技ですので今のうちに基本知識を学んでおきましょう。
eスポーツは何の略?
正解は、「エレクトロニック(Electronic)」の略になります。日本人の感覚では、「ゲーム(game)大会」ぐらいの言葉にしてほしいところですが、「eスポーツ」という言葉で世界的に認知されています。
エレクトロニック・スポーツ(英: electronic sports)は、複数のプレイヤーで対戦されるコンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ・競技として捉える際の名称である。「eSports」、「e-Sports」、「eスポーツ」、「イースポーツ」、「電子競技(でんしきょうぎ)」、「電競(でんきょう)」等と省略した形で主に使われる。
言葉の定義としては、あいまいで格闘ゲームやシューティングゲームのような最初から競い合うことを目的としてデザインされているゲームの他に、アクションゲームやRPG(ロールプレイングゲーム)のような1人用のゲームでクリアまでの時間を競うタイムアタックも競技として含まれます。
いつからeスポーツという言葉が使われ始めたのか
さて、「eスポーツ」の「e」が「エレクトロニック(Electronic)」と分かったところでもう少し「eスポーツ」について掘り下げてみましょう。
「eスポーツ」という言葉は1989年~1990年に北米のLANパーティが発祥と言われています。欧米では1990年代後半から高額賞金がかけられた大会が開催されていたそうです。
LANパーティとは
人々がコンピュータを持ち寄り、主にマルチプレーヤーコンピュータゲームを行うためにお互いをLocal Area Network(LAN)で接続すること。これらのLANは、2人からなる非常に小規模なものから6500以上の大規模なものまで様々である。
日本では2000年頃からeスポーツという言葉が徐々に広がりを見せていたようですが、普段ゲームをしない人たちまで広まったのは日本eスポーツ連合(略称:JeSU)が設立された2018年と言っても過言ではないと思います。
現在ではそれなりの規模のゲームであれば、スポンサーが付いているプロゲーム選手の存在も目立つようになってきました。
ゲームではなくeスポーツと表現することの違い
ゲームではなくeスポーツと表現できること(一般的にeスポーツという言葉が認知されだしたこと)は、日本においては大きな変化だと思います。
一昔前に「ゲーム脳」という言葉が独り歩きし、世間的にゲームは悪いイメージで捉えていた人も多かったように思います。
日本ではまだゲームという言葉は犯罪や疾患に関連付けて表現されがちですが、eスポーツという言葉に置き換わることでそのイメージは払拭されていくような気がしませんか?
また、ゲームタイトルやそのゲームの内容について知らない人に対してもeスポーツという言葉でなんとなくのイメージを表現できることもとても良いと思います。
今後のeスポーツの盛り上がりも期待しますが、世間的なゲームに対する認知という側面で見ていくことも面白いかもしれません。
参考リンク
世界的にeスポーツとして盛り上がりを見せているゲームタイトルはご存知でしょうか。ゲームによっては数億円以上の賞金規模の大会も開かれています。
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