- ゲームの配信や実況でどうやってお金を稼いでいるのかわからない
- ゲームの配信をするだけでお金がもらえるの?
- どの配信サイトがおすすめ?
自分が心から楽しいと思っていることをやりながらお金を稼ぐことができれば本当に幸せなことです。
一昔前までは、ゲームを楽しみながらお金を稼ぐことは芸能人のごく一部の人しか叶わなかったことでしたが、インターネットの環境が急速に発展したことで、私たち一般人でも配信サイトの力を借りて収益を上げることができるようになりました。
もちろんそれは誰でもできることではなく、誰かに必要とされ、正しい努力を積み上げた人だけが勝ち取ることができることですが、それでもゲームをしながらお金を稼ぐチャンスは非常に増えました。
本記事では、ゲームを配信しながらお金を稼ぐ仕組みやその条件、またどのような状態を目指すことで稼ぐ金額を増やすことができるのか、について解説していきます。
これからゲーム配信や実況を考えているのであれば、ある程度イメージできておくと目指すべき姿やモチベーションへつながってくると思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ゲームで稼ぐ仕組みとは
「ゲームをプレイしてお金を稼ぐ」にはいくつか方法があります。極論、どういうことであっても誰かがお金を出すといってくれれば稼ぐことはできるのですが、一般的にこれで生活ができるレベルの方法は下記のようなものです。
- 投稿したゲームのプレイ動画に広告を掲載する
- フォロワーからのサブスクリプション
- 視聴者からの投げ銭
- メーカーからの案件依頼
- 賞金が出る大会で入賞する
世界のトッププレイヤーであれば1ヵ月で数千万円も稼いでおり、YouTubeの中でも「ゲーム配信」はかなり人気なジャンルでもあります。
上記の方法でお金を稼いでいる人に憧れてゲーム配信をはじめるかたも少なくないでしょう。
それぞれもう少し具体的に解説していきましょう。
投稿したゲームのプレイ動画に広告を掲載する
YouTubeでお金を稼ぐというと、この広告を使った収益化のイメージが強いと思います。
ざっくりいうとこれは広告収入というもので、広告主が動画投稿者へ広告掲載料として発生したお金を得る仕組みです。
広告掲載料といっても、広告を掲載するために私たちのようなユーザー(動画投稿者)側から広告主へなにかアクションをする必要はなく、YouTubeが定める一定の条件をクリアして「YouTubeパートナープログラム」に参加することで、広告を掲載、言い換えるとYouTubeでの収益化が可能となります。
フォロワーからのサブスクリプション
一部の配信サイトでは、視聴者であるフォロワーからサブスクリプションに登録してもらうことで収益を得ることができます。
一般的なサブスクリプション等は少し違い、視聴者への実質的なメリットは少ないのですが、どちらかと言うと配信者を応援する意味合いで利用されることが多いです。
月500円程度で設定している発信者がほとんどで、プラットフォーム上ではユーザからサブスクリプションが違和感なく受け入れられていることから、比較的収益を上げやすいイメージです。
視聴者からの投げ銭
ライブ配信特有ですが、視聴者から投げ銭をもらうことで収益を上げることもできます。
1回の配信で数百万円の投げ銭を受けた配信者の話もたまに聞きますが、視聴者次第と言うこともあり、安定的にお金を稼ぐ手段としてはイマイチです。
またある程度ルールやポリシーみたいなものを決めておかなければ、投げ銭をした人としてない人の差が配信の空気を悪くすることもよくあります。
メーカーからの案件依頼
メーカーからのPR依頼と言えば、何かの商品をレビューするような配信スタイルのイメージがあると思いますが、ゲームのジャンルでも案件の依頼はあります。
特に新しく始まるオンラインゲームや何かのイベントのタイミングで通常の配信としてゲームをプレイする代わりに報酬を得ると言うものがあります。
ただ、依頼するメーカー側もある程度知名度がある人に頼みたいと思うので、配信者の人気度合いと言うのも大きく関わってきます。
賞金が出る大会で入賞する
昨今ではeスポーツが世間的にポジティブに受け入れられていることもあり、オンラインゲームの大会がよく開催されています。
基本的にはプロ向けの大会に賞金が出るケースが多いですが、一般的なストリーマー向けの大会にも上位入賞で賞金が出ることもあります。
プロとまではいかないでも人気のあるゲームである程度の実力は必要でしょう。
ゲーム配信でどのくらい稼いでる?
具体的にゲーム配信でお金を稼ぐとなると、トッププレーヤーではどれぐらいになるのでしょうか。
ゲーム配信者の軸となる収入源は、投稿動画からの広告収入とフォロワーからの投げ銭やサブスクリプションです。
1再生あたりの広告収入は、配信される広告の種類や動画の内容によって異なりますが、おおよそ0.1円が目安となります。
概算とはなりますが、例えば月間での動画再生数が100,000回の場合、収益としては10,000円程度得られると言うことになります。
兄者弟者さんのチャンネルでは、30日間で約3,900万回再生されているので、動画広告だけでも月間で390万円程度になる計算です。
ファンが多い人ほど稼ぎやすい
YouTubeでのお金の稼ぎ方は様々な手法がありますが、少なくともゲーム配信を軸とした収益化のモデルは、いかにファンを獲得するかがポイントです。
ゲーム配信はライブもやりやすいので、基本スタイルをライブ配信としつつ、切り抜きを動画で投稿するなどして効率的に露出を多くしている配信者も多いです。
ゲームは他のジャンルと比べて、ゲームソフトと言う軸があるので、動画の構成や配信内容は決めやすいですが、その分ライバルも多くこれから新規で始める人たちは他社との差別化がなかなか難しい状況です。
自動化は厳しい
ゲーム配信でお金を稼ぐ以上、常にライブ配信や動画の投稿を続ける必要があります。
これはゲームに限ったことでは無いのですが、動画メインとしているトップレベルの人たちでさえ、毎日投稿どころか1日に2本動画を投稿していたりするので、ある程度の量はこなさなければいけません。
またライブ配信でストリーマーとしてお金を稼ぐ方法だとしても、有名な方たちは毎日数時間以上ライブ配信をしていたりするので、本当にゲームが好きな人ではないとなかなか継続は難しいかもしれません。
ゲーム配信で稼ぐのに注意すること
ゲーム配信でお金を稼ぐということを考えたとき、プラットフォーム選びは重要です。
もし今から始める場合は、特にこだわりがなければYouTubeかTwitchをおすすめします。どちらかと言えばYouTubeが動画したい、スイッチがライブ配信したいと言うイメージです。
最近ではTwitchで長時間ライブ配信をして、配信中に盛り上がったシーンのみを切り抜いて動画化している手法もよく見かけます。
いずれにしろ自分が得意な方法を選びとにかく継続することが大切です。
ただ、簡単にお金を稼げるかといえばそうではなく、いくつか注意しなければいけません。そもそもゲーム配信で稼ぐことは一部のトッププレイヤー以外は、コスパが良くないので、よっぽどゲームが好きな人以外はかなり苦労します。
すぐに収益化ができるわけではない
ゲーム配信だからと言うわけでは無いですが、アップロードした動画に収益となる広告を掲載するためにはいくつか条件をクリアしなければいけません。
例えばYouTubeであれば、チャンネル人数1000人以上が条件の1つとして設定されています。
1つ動画をロードしてそれがバズり、何十万回も再生されたとしても、チャンネル人数が1000人を超えてなければ全く収益につながりません。
昨今では、YouTubeで一山当てようと考えている人たちが山のようにいるので、そもそもこの収益化となる条件をクリアすることだけでもなかなか難しいといえます。
有能なYouTubeコンサルについてもらう以外はトライ&エラーの繰り返しで収益のない状態で地道にコツコツと積み上げていくしかありません。
なので、そもそもゲームをプレイすること自体が好きではないとゲーム配信でお金を稼ぐ事は辛いはずです。
著作権の関係で収益化が無効になることがある
ゲーム配信と言うのは、インターネット界隈ではある程度歴史のある大きなジャンルの1つですが、著作権の側面でグレーというかほぼ黒な状態です。
つまり、許可されていないゲームの場合は、メーカー側から指摘を受ければ抵抗する術なく、動画の削除または収益無効化となります。
最近では任天堂がゲーム配信などで収益化をすることを容認しましたが、ガイドラインに沿った内容の動画や配信ではないと収益化が認められません。
その他のメーカーがまだ著作権的に収益化を認めていないことや、そもそも楽曲が著作権違反に引っかかることもあるので、事前に調べておく必要があります。
ゲーム配信で稼ぐことについてまとめ
トッププレイヤーをはじめゲーム配信をしながらお金を稼いでいる人がいるのは事実なので、目標として目指していくのはジャンルの規模としても問題ないと思います。
ただ、今からはじめる場合は、一工夫しないとなかなか思い通り伸びていかないので、しっかり予測を立てて、検証しながらコツコツと積み上げていかなければいけません。
ゲーム配信で稼ぐことのまとめとしては下記のとおりです。
- 基本的に広告収入とサブスクの収入が軸
- 市場は大きいがその分競合も多い
- 収益化するために条件をクリアする必要がある
- ゲーム自体の著作権は要注意
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