先日、かれこれ15年以上もPCゲームをやっていることに気が付きました。
僕がオンラインゲームをはじめたころは、パソコンのスペックや周辺機器などはそれほど重視されてなかったので、適当なマウスなんかで遊んでいたのですが、いまの時代100均で売っているようなモノで対人ゲームに挑む人は少数派かと思います。
となれば、ゲームをより快適にプレイするためにゲーミングマウスが必要になってくるわけですが、ここでちょっと問題が発生します。
それは、ゲーミングマウスの種類が多すぎる問題。
最近では家電量販店でもゲーミングマウスのコーナーが設けられていたりしていますが、そこには同じような色で同じような形のマウスがずらーっと並んでいる光景が広がっています。この中から良い感じのゲーミングマウスを選ぶのはなかなか難しい…。
というわけで本記事では、FPSやMMORPGなど様々なPCゲームをやってきた僕がおすすめのゲーミングマウスをご紹介します。
選び方も合わせて解説していきますので、ぜひ自分に合ったゲーミングマウスを見つけてみてくださいね!
ゲーミングマウスおすすめ5選
まず、おすすめのゲーミングマウスを5つご紹介します。順番はつけていますが、そんなに優劣はなく、それぞれ好みで選んでみた方がいいと思います。
また、メーカーも被らないように選んでみましたので、左利きだったり、もう少しボタンが多い方が良い…なんて人はデザイン違いのシリーズも出ていたりするのでショップのサイトを覗いてみるといいと思います!
ちなみに僕の手の大きさは17cmと小さめで、一般的な手袋のサイズでいうとSサイズがちょうどいいぐらいになります。
マウスが手にフィットするかどうかは、手の大きさとマウスの大きさのマッチ具合が大切だと思うので、サイズ感もしっかり検討するポイントとして確認しておきましょう。
1.Razer DeathAdder V2
マウスデザイン | 右利き用 |
有線/無線 | 有線 |
解像度 | 20000dpi |
最大トラッキング速度 | 650IPS |
カスタマイズ可能ボタン | 8 |
マウス寸法 | 127(D)×61.7(W)×42.7(H)mm |
本体重量 | 82g |
ケーブル長 | 2.1m |
ソフトウェア | Razer Synapse |
公式サイト | https://www2.razer.com/jp-jp |
Razerについて
Razer™はゲーマー向けライフスタイルにおける世界のリーディングブランドです。 Razerのトリプルヘッド・スネークの商標は世界中のゲーミングおよび eスポーツ コミュニティでもっとも認知されたロゴのひとつです。すべての大陸にファン層を持つ Razer 社はハードウェアやソフトウェア、サービスなどを基幹とする世界で最も大きなゲーマー向けエコシステムを独自に設計・構築しています。
引用元:Razer公式サイト
Razerは高性能ゲーミング周辺機器や Blade ゲーミングノートPCなど、数々の受賞歴を誇るハードウェアを多数提供しています。
2.Logicool G403 Hero Gaming Mouse
マウスデザイン | 右利き用 |
有線/無線 | 有線 |
解像度 | 16000dpi |
最大トラッキング速度 | 400IPS |
カスタマイズ可能ボタン | 6 |
マウス寸法 | 124(D)×68(W)×43(H)mm |
本体重量 | 87.3g |
ケーブル長 | 2.1m |
ソフトウェア | Logicool G HUB |
公式サイト | https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp |
ロジクールGについて
ロジクールGは、性能の限界を超え、ゲームプレイの新境地を切り拓くことに力を注いでいます。絶えず進化し続けるゲーミング世界の要求に応えるためなら、努力を惜しみません。より良いギアを開発し、ゲームとの統合強化を実現することで、ゲーミング体験のさらなる向上をサポートします。ロジクール史上最高精度のゲーミング センサー“HERO”や、ゲームと連動するRGBテクノロジー“LIGHTSYNC”がその代表格です。
引用元:公式サイト
3.ROCCAT Kone Pure Ultra
マウスデザイン | 右利き用 |
有線/無線 | 有線 |
解像度 | 16000dpi |
最大トラッキング速度 | - |
ボタン数 | 7 |
マウス寸法 | 115(D)×70(W)×39(H)mm |
本体重量 | 66g |
ケーブル長 | 1.8m |
ソフトウェア | ROCCAT SWARM |
ROCCATについて
皆様がより巧みにゲームをプレイできるよう、ROCCATは最高のゲーミングデバイスの開発に奮励努力しています。ROCCATは2007年に設立されたドイツのエンジニアリング会社です。
引用元:ROCCAT公式サイト
4.SteelSeries Sensei 310
マウスデザイン | 右利き用 |
有線/無線 | 有線 |
解像度 | 12000dpi |
最大トラッキング速度 | 350 |
カスタマイズ可能ボタン | 6 |
マウス寸法 | 127.6(D)×70.1(W)×41.98(H)mm |
本体重量 | 88.3g |
ケーブル長 | 2m |
ソフトウェア | SteelSeries Engine |
SteelSeriesについて
2001年よりeスポーツとプロフェッショナルゲーミング業界の推進力となってきたSteelSeries。初のプロプレイヤーのスポンサーとなり、プロチーム専用製品を開発、そして凄腕のゲーマーを世界のスターダムへ押し上げるなど、SteelSeriesはゲーム業界の発展と世界各地のゲーマーのサポートに力を尽くしてきました。SteelSeriesとプロチームとの関係は、もはやスポンサーシップを超え、パートナーシップとなっています。SteelSeriesは世界のトップゲーマーと密に協力して製品の精度を高め、すべての製品が、あらゆるレベルのゲーマーのニーズを叶えるものとなるよう努めています。それが、ありとあらゆるSteelSeriesギアを使ってThe International 5で$660万を獲得したEvil Geniusesのためであっても、ゲーマーの皆様のゲームをステップアップさせるツールの提供であっても、SteelSeriesのあらゆる行動の中心にはeスポーツがあります。
引用元:SteelSeries公式サイト
5.BenQ Zowie EC2-A
マウスデザイン | 右利き用 |
有線/無線 | 有線 |
解像度 | 3200dpi |
最大トラッキング速度 | - |
カスタマイズ可能ボタン | 5 |
マウス寸法 | 120(D)×60(W)×40(H)mm |
本体重量 | 93g |
ケーブル長 | 2m |
ソフトウェア | 不要 |
ZOWIEについて
世界中で様々な伝説のゲーマーやプロゲーマーと接しながら、ゲーミングディスプレイを開発してきたBenQ。
引用元:ドスパラ
勝ちにこだわるプロゲーマー達の本質的なニーズをダイレクトに製品に反映してきたからこそ、世界中のプロゲーマーから支持され続けています。
eSportにおけるリーダシップを図るうえでも、特に海外で高い評価を得ているZOWIEブランドを買収することで、BenQの培った開発ノウハウとプレーヤーに最高のパフォーマンスと、楽しさを高める製品を届けていくことに注力しています。
ゲーミングマウスおすすめ | 選び方
ゲーミングマウスを選ぶとき、どの部分を優先するかどうかはユーザーによって異なるので一概にはいえないのですが、僕は下記のポイントを大切にしています。
- 手の大きさに合う形状
- 扱いやすい重量
- ボタン設定のカスタマイズができる
このなかで一番大切に感じているのは、「手の大きさに合う」ものを選ぶことです。細かな操作が要求されるようなFPSやTPSといったゲームはもちろんのこと、一日に何時間もぶっ続けでゲームをしたりすることもあるので、いかに自分の手にフィットするかどうかはかなり重視しています!
手に持った瞬間ぴたっと張り付き、心地よさすら感じられるゲーミングマウスに出会うことができればもはや向かうところ敵なし!…な気持ちになれます。
手の大きさに合う形状
人それぞれ手の大きさや指の長さは違うので、ゲーミングマウスを買う前に実物を触ってみて確認しておくことがおすすめです。
また、このとき自分がゲームをするときのマウスの持ち方も違和感がないか必ず確かめておきましょう。
一般的にマウスの持ち方は3パターンに分けられているといいます。
かぶせ持ち | 手のひら全体でマウスを覆うように持つ。大きく・速く動かしやすい。 |
つかみ持ち | 指先と手のひらの一部でマウスを持つ。細かい動きに長けていて、クリックも連打しやすい。 |
つまみ持ち | ほぼ指先のみでマウスを持つ。「つかみ持ち」よりもさらに精密な動きをしやすい。しかし、不安定なので慣れが必要。 |
いまだとヨドバシカメラやビックカメラといった大型家電量販店やドスパラ・ツクモといったPCパーツなどを販売しているショップに展示されていたりしますね。
扱いやすい重量
普段使いをすることも考えると、ゲーミングマウスの重さについても確認しておいたほうが良いですね。
メーカーや製品によってゲーミングマウスの重量はさまざまですが、ものによっては50g以上の違いがあったりするので、細かな動きが必要だったりローセンシ(感度が低い設定)でマウス操作が大きい人は要チェック。
一般的にゲーミングマウスは軽さを強調してアピールしているものが多いですが、この重量も「どんなゲームをしているのか」「どのくらいの感度でゲームをしているのか」によって違うので、自分が操作してみたときの感覚を大切にしましょう。
あまりに軽すぎても大きくマウスを動かす派の人は、手首を痛める原因となったりしますので注意。
ボタン設定のカスタマイズができる
個人的にはこのボタン設定がカスタマイズできることが結構重要で、オンラインゲームをやるときにサイドボタンなどによく使うショートカットキーやスキルを割り当てたりしています。
また、主要なメーカーではソフトフェアでゲーミングマウスの設定を管理するので、マクロを組めたりもします。ソフトフェアによってできること、できないことがあるのでMMORPGなどをプレイする人は事前に比較検討しておくといいでしょう。
ゲームの用途で使うばかりではなく、ブラウザの進む・戻るやキーボードのボタンを割り当てることもできるので、普段使いでも結構便利なのです。
ゲーミングマウスおすすめ | 有線とワイヤレスの違い
ゲーミングマウスを選ぶときに悩ましい問題が、有線かワイヤレスのどちらがいいか、ということ。
先に個人的な意見を述べておくと、有線がおすすめです。
いまでこそゲーミングマウスのワイヤレスが選択肢として考えられるようになりはじめてきましたが、それでもまだ信頼性が高いものは少ない…。
ということであれば、自分の手にフィットするようなゲーミングマウスと出会えるかどうかでいうと有線に軍配が上がります。
とはいえ、ほとんどの人がプロゲーマーではないのでそこまで突き詰める必要があるのか、という考え方もあります。実際インテリアとしての側面のほうが重要だと思う人も結構いると思います。
そうなってくると、ワイヤレスのゲーミングマウスも全然ありですよね。悩ましい…。
というわけで、それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。悩んでいる人の判断材料にしてもらえればと思います。
ちなみにワイヤレスの遅延や動作の安定感に関しては、技術の進歩によって有線と変わらない程度まできています。プロでも愛用者がいるのでこのあたりは問題ないでしょう。
有線ゲーミングマウスのメリット・デメリット
有線ゲーミングマウスの一番のメリットは、製品の豊富さでしょう。自分の手の大きさやマウスの持ち方、プレイしやすい感度、マウスの素材など感覚的な好みとマッチするゲーミングマウスを選ぶには製品の種類が多いほどいいはずです。
価格帯も安価でシンプルなものから多機能・高性能なものまでかなり幅広く種類があるので自分の目的にあったものを選ぶことができます。
唯一欠点といえばケーブルで、マウス操作が大きい人は邪魔に感じることもあるかもしれません。マウス用のケーブルはメーカーによって素材や硬さなんかが異なり、モノによっては扱いづらく感じることがあると思います。
ケーブルが邪魔でゲームに集中できない!という人は、マウスバンジーを導入してみるのもいいかもしれません。ケーブルの絡まりや引っかかりを改善できる代物です。
ワイヤレスゲーミングマウスのメリット・デメリット
ワイヤレスのゲーミングマウスは歴史が浅く、有線のゲーミングマウスと比較すると勝るところは少ないですが、ケーブルの煩わしさから解放される利点は素晴らしく大きいものです。
ここ数年で性能的にも有線のゲーミングマウスと変わらない製品も出てきましたので、テーブル上に配線を見せたくない派の人にとっては全然ありな選択肢だと思います。
ただ、個人的には長時間PCをつけっぱなしでゲームしたり作業したりしているので、どうしても充電のタスクが発生してしまうのは耐えられないんですよね…。充電を繰り返しているとバッテリーも劣化していくでしょうし。
けれど、スッキリとしたデスク周りの写真などみていると憧れるんですよね。コードレスな生活。いつかやってみたいものです。
ワイヤレスゲーミングマウスのおすすめ
各社ワイヤレスゲーミングマウスを販売していますが、正直なところ競技ゲーム用としてストレスなく使えるものは少ないです。ただ、間違いなく技術は進歩しているので、今後の展開に期待。
数少ないワイヤレスゲーミングマウスの中でもダントツで人気があるのが「Logicool G Pro Wireless」です。
プロゲーマーでも使用している人も多く、競技用としても問題なく使えます。値段は高いですが、手にフィットするのであれば間違いなく良い買い物になるでしょう。
Logicool G Pro Wireless
マウスデザイン | 両利き用 |
有線/無線 | 無線 |
解像度 | 16000dpi |
最大トラッキング速度 | 400IPS |
カスタマイズ可能ボタン | 8 |
マウス寸法 | 125(D)×63.5(W)×40(H)mm |
本体重量 | 80g |
ケーブル長 | 1.8m |
ソフトウェア | Logicool G HUB |
充電を気にしなくて良い無線マウス
最近ワイヤレスゲーミングマウスとセットで流行っているのが、「ワイヤレス充電システム搭載のマウスパッド」。
こちらもワイヤレスゲーミングマウスと同じく値段は高いのですが、マウスを充電する必要がなくなるという驚きの機能を搭載しているマウスパッドなのです。
バッテリーの充電や交換をする必要がなくなったのであれば、もうワイヤレスゲーミングマウスに非の打ち所がなくなってしまう!
と、言いたいところですが、完全コードレスの環境を目指したい人にとっては、マウスから出ているコードがマウスパッドに変わっただけで見た目としてはあまり変わらない…。
それにマウスパッドの大きさも好みに合わせて選べないという点も場合によっては悩ましいところかもしれないですね。
とはいえ、かなり将来性を感じるデバイスですし、バッテリーの充電から解放されるメリットは大きいでしょう。
今回は、おすすめのワイヤレスゲーミングマウス「Logicool G Pro Wireless」と一緒に使える「Logicool POWERPLAY」をご紹介しておきます。ほかにもRAZERなど各社から販売されているので、ワイヤレスゲーミングマウスと一緒にチェックしてみるといいと思います。
まとめ
本記事では「ゲーミングマウスおすすめ5選!FPSやMMOはもちろん普段使いもできる万能マウスの選び方」についてご紹介しました。
ゲーミングマウスも1~2年経過すると、いままでの製品を上回るスペックのものが登場してきますので、定期的にチェックしておくのがおすすめです。
一瞬を争うような対人系のゲームならばなおさら直接的に勝率にかかわってくる重要なゲーミングデバイスなので、いち早く自分に合ったゲーミングマウスを探すといいでしょう。
操作性良いので普段使いはもちろんのこと、かっこいいデザインのゲーミングマウスも多いので、デスクまわりのインテリアとしてもこだわってみてはいかがでしょうか。