- Adobe CCを少しでも安く購入したい
「Adobe CC」はその道のプロも使っているソフトですが、学生や趣味としてクリエイティブな活動をする人たちにも愛用されています。
初心者でもわかりやすく、使いやすいメリットがありながらも、突き詰めていくとめちゃくちゃ高度なテクニックを使って表現することもできるという素晴らしいサービスです。
また、Photoshopを使う人はIllustratorも組み合わせるとより幅広い表現ができたりと、それぞれの長所を活かしながら複数のソフトをかけ合わせて、クオリティの高い作品を作ることができます。
そういう意味でも、「Adobe Creative Cloud」というクリエイティブな活動に必要なソフトがパッケージングされたサービスは、とても便利なので購入したい人が多いのもうなずけます。
そこで本記事では、「Adobe CCを安く購入する方法」についてご紹介します。
さきに結果からいっておくと、アカデミック版での購入が最も安く購入できる方法となります。いわゆる学生・教職員割引なのですが、現在在籍していない社会人でもAdobe CC12ヵ月分のコードがセットになったオンライン講座を受講することで、その恩恵を受けることができます。
おすすめは、業界最安価格のヒューマンアカデミー通信講座「たのまな」です。手っ取り早くAdobe CCを手に入れたい人は下記のリンクからどうぞ。
目次
Adobe CCを安く買う方法
さきほどご紹介したとおり、「Adobe CC」を最も安く購入する方法は、アカデミック版を購入することです。
このアカデミック版というのは、
学生・教職員個人版は、Creative Cloudを最大65%OFFでご購入いただける教育向けの特別プランです。 一般の個人版とアプリケーション構成やクラウドサービスの内容は全く同じで大変お得な価格で提供しています。
このように非常にお得なプランとなっていまして、なんと機能も通常版と変わりません。
学生・教職員の場合は65%OFFとなるので、そのままAdobe公式サイトにて、学生・教職員個人版を購入するのが一番安い購入方法となります。
Creative Cloud プラン | 価格(年間プラン,税込) |
個人 | 6,248円/月 |
学生・教職員 | 2,178円/月 |
社会人でもAdobe CCを安く買う
さて、僕も含め、学生や教職員ではない人はアカデミック版を購入することができないので歯がゆい思いをしたかもしれません。
しかし、実はアカデミック版の安さとまではいきませんが、通常版よりもはるかに安く購入できる方法があります。
それは、アドビスクールパートナープログラムに参加している企業の通信教育講座を利用することです。
アドビスクールパートナープログラムについては、Adobeの公式サイトにこのように掲載されています。
アドビ スクールパートナープログラムとは、製品の使い方を最初から学びたいビギナーの方から、スキルを習得してキャリアアップを目指す方まで、幅広い方々に独自の教材およびトレーニングサービスを提供するパートナーを認定するプログラムです。本プログラムには「プラチナスクールパートナー」「ゴールドスクールパートナー」「ブロンズスクールパートナー」の3種類があります。
簡単にいえば、Adobeに認定されている企業のことで、Adobeのソフトの使い方などを教えている学校や塾のようなものです。
このなかでプラチナスクールパートナーに認定されているスクールのみ、Adobe CCのアカデミック版ライセンス付き通信講座を提供することが認められています。
日本国内では、数えるほどしかこのプラチナスクールパートナーに認定されているところはなく、またオンライン講座となると4社しかありません。
つまり、僕たち学生・教職員以外の人たちは、この「Adobe CC」付き通信講座で一番安いものを選ぶのがもっともお得ということですね。
通信教育の料金を比較して最安でAdobe CCを手に入れる
Adobeとプラチナスクールパートナーとして認められているスクールは現在4社しかありません。
それぞれの価格を比較してみましょう。
通信講座 | 値段 |
ヒューマンアカデミー(たのまな) | 39,980円(税込) |
デジタルハリウッド | 39,980円(税込) |
アドバンスクール | 39,985円(税込) |
パソコンスクールISA | 43,230円(税別) |
プランの内容としては、「オンライントレーニング通信講座+Adobe CC アカデミック版」のセットコースが該当します。
Adobe CC アカデミック版付きのオンライン講座といった感じです。オンラインだとしても講座を受講するので一時的に学生になれるよ、というイメージです。
通信講座ということで、AdobeCCの使い方講座みたいなものを視聴できるようになっています。プランによっては質問などをできたりと、本格的なスクールですね。
これからAdobe のソフトを使い始める、という人は使い方も丁寧に教えてくれるし、Adobe CCも安く買えるしで、お得感があります。
通常版と通信教育の料金を比較してみる
それではどのくらい安く購入できるのか料金を比較してみましょう。
通信教育講座では、一番安い「たのまな」を例にとってみます。
プラン | 料金 | 備考 |
たのまな | 39,980円(税込) | 約44.7%OFF |
Adobe公式 | 72,336円(税込) |
Adobe公式サイトで「Adobe CC」の通常版を購入した場合に比べて、約45%OFFで「たのまな」で購入できます。公式サイトのアカデミック版ほどは安くありませんが、学生・教職員ではない僕たちにとってはありがたい話です。
注意しておきたい点は、月額制(サブスクリプション)で購入したい場合はAdobe公式サイトしか選択肢がないということです。通信講座では、年間単位での一括購入しか選ぶことができません。
とはいえ、一括で購入するほうが安くなるように設定されているので、よほどの理由がない限りは12ヶ月版を買ってしまうのが賢いと思います。
Adobe CCをキャンペーンやセールで購入すると安い?
Adobeの公式サイトでも定期的にセールが開催されていまして、もしこのキャンペーンに合わせて購入できるタイミングであれば、選択肢にはいってきますよね。
また、Adobe CCの12ヶ月版はAmazonでも販売されていまして、こちらもセール対象に該当することがあります。
Adobe公式サイトのセール
これまでのAdobe公式サイトのセールは、
2018年
- 2月5日~3月2日
- 4月2日~4月6日
- 5月26日~6月1日
- 8月25日~8月31日
- 10月25日~11月2日
2019年
- 7月1日~7月5日
- 9月2日~9月6日
- 11月18日~11月29日
2020年も同じであれば、数回キャンペーンが実施されるのではないかと思います。
Adobe公式サイトのセール時の料金(税別)は下記のとおり。
- Adobe CC 月額:4,980円→3,980円
- Adobe CC 年額:59,760円→47,760円
ちなみに現在値上げされており、年額版は68,180円(税別)となっています。割引率でいうと20%OFFです。
Amazonのセール
Amazonでも定期的にセールが開催されていますが、そのタイミングでもAdobe CCが割引対象になることがあります。
いままで、20~41%OFFが確認されているらしく、一番多いのは20%OFFといわれています。
ちなみにAmazonでは、通常時でも公式サイトよりも安く購入することができるようになっていて、2020年4月17日の時点では、61,307円(税込)で販売されていました。
今後のセールで割引率が大きくなる可能性はありますが、欲しいと思っているときに遭遇できるかは難しいかもしれませんね。
Adobe CCでできること
ここで「Adobe Creative Cloud」の特徴やできることについて確認していきましょう。まずは、公式サイトからの引用から。
Creative Cloudは、写真、デザイン、ビデオ、web、UXなどのための20以上のデスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供します。最新リリースではPhotoshopがiPadに対応し、スケッチ・ペイントアプリのFrescoや、ARオーサリングツールも新たに加わり、誰でも、どこにいても、想像の赴くままに創作することが可能になります。
引用元:Adobe公式サイト
Adobeが提供しているメインのアプリをどれでも使い放題という全部入りのサービスとなっています。そのほかにも使ってみると便利な特典も含まれています。
- 100GBのクラウドストレージ
- 素材を共有できるライブラリ
- 数千のフォントがあるAdobe Fonts
僕の場合、自宅にデスクトップPCがあるのですが、出張時や外出先でSurfaceで作業することがあります。こちらにも「Adobe CC」を導入しておくと、アカウントで紐づけされ、作業を引き継ぐことができるのです。
これが結構使い勝手が良くて、ちょっとした素材もストレージに入れておけばスマホやiPadなどほかのデバイスでも利用できます。
正直、Adobe Fontsは活用しきれてないのですが、もっと本格的にデザインしたりする人は良かったりするかも。
それでは、「Adobe CC」で利用できるアプリについて簡単に紹介しておきましょう。
Photoshop
撮影した写真を加工して思い通りの見栄えに仕上げたい。画像や文字を使ってWebページやバナーなどをデザインしたい。水彩画や油絵のような手描きのタッチをデジタルで表現したい。それなら、Adobe Photoshop CCが最適です。Photoshopは、プロも使用する世界最高峰の画像編集ソフトウェアで、精度の高い写真の編集はもちろん、高品質なデザインやイラストを作成するためのさまざまなツールが備わっています。
Illustrator
名刺やブログにのせるオリジナルロゴを作成したい。イラストを描いてTシャツにプリントしたい。イベントを告知するためのポスターやチラシを制作したい。それなら、Adobe Illustratorが最適です。Illustratorには、細かい図形や線のはっきりとしたイラスト、こだわりの文字デザインなどを作成するためのさまざまなツールが備わっています。
Premiere Pro
Premiere ProはYouTubeクリエイターから、ハリウッドの映画制作者まで、映像に関わる多くの人たちから選ばれています。
フイルムのような色彩表現や臨場感のある音の調整、心をくすぐるテロップ作成など様々な編集が可能。
スマートフォンでも使えるアプリのPremiere Rushを一緒に使えば、外出先ではRushで編集、仕上げはクラウド連携したPremiere Proで行うこともできます。
After Effects
映画のようなタイトル、イントロ、トランジションを作成できます。クリップからオブジェクトを除去したり、炎を出したり雨を降らせたり、ロゴやキャラクターをアニメーションにすることができます。モーショングラフィックスとVFXの業界標準ツールであるAfter Effectsなら、あらゆるアイデアを思い通りに表現できます。
Lightroom (Classic)
Lightroomは、あらゆるデバイスで写真を編集、管理、保存、共有するために必要なツールをすべて備えたクラウドベースのサービスです。
スライダーやプリセットなどの使いやすい写真編集ツールで、写真を思い通りに仕上げることができます。作業はモバイル、web、デスクトップのいずれでも開始可能。デバイスが変わっても編集内容は自動的に反映されます。1TB以上のクラウドストレージを利用でき、どこからでもライブラリにアクセスできます。
InDesign
InDesignは、印刷およびデジタルメディアのための、業界最高峰のレイアウトとページデザイン用ソフトウェアです。世界トップクラスのフォントメーカーが提供するタイポグラフィやAdobe Stockの画像を使用して、美しいグラフィックデザインを作成できます。コンテンツやフィードバックはPDFですばやく共有可能。制作管理もAdobe Experience Managerで簡単におこなえます。InDesignには、本、デジタルマガジン、電子書籍、ポスター、インタラクティブなPDFなどの制作とパブリッシュに必要なあらゆる機能が揃っています。
Acrobat DC
e-TAXの利用増加に伴い、申告書に添付する書類のPDF形式による確定申告書類の提出が可能となり、その利用はますます広がっています。申告に必要な書類を準備するのに、Adobe Acrobat DCを使用することで、スムーズに作成・管理することができます。
Dreamweaver
HTMLやCSS、JavaScriptなどをサポートしているwebデザインソフトウェアを使って、ほぼすべての場所でwebページをすばやく作成して公開できます。
Animate
ゲームやTV番組、web向けにインタラクティブなアニメーションをデザイン。アニメやバナー広告に生き生きとした効果をもたらします。アニメーションの落書きやアバターを作成することも可能。eラーニングコンテンツやインフォグラフィックにも動きをつけることができます。Animateなら、あらゆるフォーマットで複数のプラットフォームへ手軽に配信し、デバイスを問わず幅広いユーザーにリーチできます。
Audition
Auditionは、オーディオコンテンツの作成やミキシング、編集、復元をおこなうための、マルチトラックや波形表示、スペクトル表示などの機能を包括的に備えています。ビデオ制作ワークフローとオーディオフィニッシングをスピードアップするパワフルなオーディオワークステーションで、最高水準の音質を維持しながら、洗練されたミキシングが可能です。
InCopy
InCopyを使用すれば、デザイナーがAdobe InDesignを使用して同時に作業している間も、コピーライターと編集者は同じドキュメントにテキストへのスタイル適用、変更履歴を活用した作業、簡単なレイアウト修正ができます。お互いの作業が上書きされることはありません。
Character Animator
Character Animatorなら、自分の顔の表情や身体の動きを利用して、リアルタイムでキャラクターをアニメーション化できます。処理速度が速いため、編集の様子をライブ配信し、視聴者をあっと言わせることもできます。
Adobe XD
Adobe XDは、共同作業を促進するパワフルで使いやすいプラットフォーム。webサイトやモバイルアプリ、音声インターフェイス、ゲームなどのデザイン制作をチーム全体でスムーズにおこなうことができます。
Dimension
魅力的な3Dコンテンツを高品質のモデル、素材、ライトを使用して、すばやく作成できます。Dimensionを使用すると、ブランドの視覚化、製品モックアップ、パッケージデザイン、空間デザインなどのクリエイティブ作品を簡単に制作できます。
通信講座の内容
「たのまな」の通信講座は下記のソフトが対象になっています。
- Photoshop
- Illustrator
- InDesign
- Dreamweaver
- After Effects
- Premiere Pro
講座の内容は、各ソフトの基本操作や新機能を映像内で解説されています。レベルとしては初めてソフトに触れる人向けといったところです。
ほかの類似ソフトを使ったことがある人は、やりたいことをググったほうが早いと思います。
講座の期間は最短でOK
「たのまな」の場合、オンライントレーニング通信講座は1か月、3か月、12ヵ月とありますが、もしAdobeCCを少しでも安く手に入れたいのであれば講座の期間は最短なものを選べばOKです。
期間を延ばすとその分価格も上がっていきますがAdobeCCを利用できる期間は変わらないので、「アドビ オンライントレーニング通信講座 1か月間受け放題コース」にしておきましょう。
シリアルコード入力時の注意点
講座に申し込むと1週間以内にメールにてAdobe Creative Cloudのシリアルコードが届きます。確認できたら下記の流れでAdobe公式サイトで登録していきます。
- Adobe公式サイトにサインイン(Adobe IDをもってない人は新規に作成)
- 在籍の教育機関情報を入力
- 引き換えコードを入力
- メンバーシップの自動更新を設定しないにする
- 製品をダウンロード
在籍の教育機関情報の注意点
在籍の教育機関情報は、
- 学校情報:ヒューマンアカデミー
- 卒業予定年月:申し込みから3か月後
このように入力すればOKです。
卒業予定年月が3か月にしますが、3か月が経過したあとでも1年間分のAdobe Creative Cloudの有効期限は切れません。
メンバーシップを自動更新しないこと
もうひとつの注意点が、シリアルコード登録の際にメンバーシップの自動更新が選択できるようになりますが、これは選ばないようにしましょう。
もし自動更新が有効になっている場合は、シリアルコードの有効期限が切れた後、定価にて勝手に更新されてしまいます。
更新する際は、もう一度Adobe CCの通信講座を受講してアカデミックとして登録するのがおすすめです。
まとめ
本記事では、「Adobe CCを安く購入する方法」について紹介しました。
Adobeのソフトはその道のプロたちが使うような素晴らしいものですが、いざ買おうと価格を見てみると、ずいぶんと高いなと思った人も少なくないと思います。
オンライン講座を全く見なかったとしても、「たのまな」などでAdobe CCを格安で手に入れることができるのでおすすめです。